陰性の10代男性を誤入院…別人と検査結果取り違え

山梨県は29日、峡東保健所が新型コロナウイルスの検査結果を取り違え、陰性の10歳代男性を誤って入院させたと発表した。
男性は10日間入院したが、周囲に感染者がいなかったことなどから、同保健所は「男性が院内で感染した可能性は低い」としている。
発表によると、男性は濃厚接触者として8月13日に検体を採取し、14日に県衛生環境研究所(衛環研)で陰性が確認された。その後、衛環研から電話で検査結果を聞いた保健所の担当者が一覧表に書き入れる際、別の人と取り違えた。今月27日に同保健所が別の作業で一覧表を確認した際、ミスが判明した。
男性は一覧表を基に陽性と伝えられ、8月15日に入院。下痢の症状を訴えたほかは症状がなく、再検査を受けず24日に退院した。
同保健所によると、通常は担当者が一覧表に手書きした後、衛環研の電子データで確認している。だが、14日は土曜で出勤者が少なく、管内で16人の感染者が発生するなど多忙だったため、確認が不十分だったという。県は今後、複数の職員による確認を徹底するとしている。