『ゴルゴ13』に「あれだけインターナショナルな作品はなかった」麻生財務相、さいとう・たかをさんを悼む

総裁選の最中に飛び込んできた「ゴルゴ13」の作者さいとう・たかをさんの訃報。政界きっての「漫画好き」で知られる麻生太郎財務大臣が、「ゴルゴ13」を「あれだけインターナショナルな作品はなかった」と絶賛し、さいとうさんの死を悼んだ。3分余りの記者団への語りには自身の「漫画愛」が溢れていた。
【映像】なんで『デューク・東郷』っていうか知ってる?
「『ゴルゴ13』は『デューク・東郷』と言うんだけど、なんで『デューク・東郷』っていうか知ってる?何回かあの人(さいとうさん)とメシ食ったり対談したことがあリますんで。(さいとうさんは)全然勉強しなかったんだって。学校の時、全部答案を白紙で出していたらしいんだな。そしたら『おい、さいとう、白紙で出すのは勝手だけど責任とらないとだめだ。名前くらいかけるだろ?書け!』と怒鳴りつけた先生が東郷さんだった。そういうのを対談した時にしゃべって。あっちこっちで色んな会合でも会いましたけれど。
あれだけインターナショナルな小説ってあるかね?俺、あんまり小説読んでる方ではないけど、お宅らの新聞にもあれだけインターナショナルに構成されているものはないんじゃないかなぁ、って思ってるのが1点。もう1個は、冷戦が基本的に終わった1989年というのはすごい年ですよね。ベルリンの壁が崩落したんですけど、あの時に『あぁ、ゴルゴ13終わるな」とそう思ってたんだけど、ずっと続いて、以来20数年、別のインターナショナルな話題はいっぱいありますから、そういった話題をちゃんととり続けているのはなかなかのもの。あれだけインターナショナルなものは最近『紛争でしたら八田まで』という漫画が出始めているけど。『紛争でしたら八田まで』読んでる人?1人もいないの?全然漫画を語るレベルが違うんだな。
さいとう・たかをさんというのはそういう人。これだけ(「ゴルゴ13」を)インターナショナルなものにしたっていのうのはなかなかのものだと思います。暗殺するスナイパーの話だから、暗い話で終わるはずが、あまり暗くならないところもあの人の構想力のすごいところだと思います。 いずれにしても、ちょっと惜しい人が亡くなったなぁという感じが正直なところで。外務省なんか随分、版画を使わせてもらったりして、あれは全部ただで貰いましたんで、有難かった人でしたね。ちょっと残念な気がしますね。」(ANNニュース)
いずれにしても、ちょっと惜しい人が亡くなったなぁという感じが正直なところで。外務省なんか随分、版画を使わせてもらったりして、あれは全部ただで貰いましたんで、有難かった人でしたね。ちょっと残念な気がしますね。」(ANNニュース)