「紀州のドン・ファン」元経営会社の破産手続き開始 和歌山地裁

「紀州のドン・ファン」と呼ばれ、2018年に急死した和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(当時77歳)が生前に経営していた会社2社について、和歌山地裁が破産手続きを開始したことが明らかになった。決定は9月21日付。
ドン・ファン殺害 元妻起訴で法廷攻防へ
酒類販売や金融・不動産などを手掛けた「アプリコ」(田辺市)と「アンカー」(同)の2社。登記簿によると、野崎さんの死後は、野崎さんに対する殺人罪などで起訴された元妻の須藤早貴被告(25)が後任の代表取締役に就任した。
信用調査会社などによると、アプリコは野崎さんが1969年ごろに創業し、96年に社名を変更して設立した。21年8月に債権者から破産を申し立てられていたという。
須藤被告は同年5月、野崎さんに覚醒剤を飲ませて殺害したとして、殺人などの罪で起訴された。【山口智】