真鍋淑郎さんの印象的な言葉を紹介「はやっている研究に走らずに」

今年のノーベル物理学賞の受賞が決まった米プリンストン大の真鍋淑郎さん(90)。
米国の自宅での取材や記者会見で語った印象的な言葉を拾った。
■受賞が決まった感想
「研究を始めたころは、こんな大きな結果を生むとは想像していなかった。好奇心が原動力になった。後に大きな影響を与える大発見は、研究を始めた時にはその貢献の重要さに誰も気付かないものだと思う」
■研究を志す若者に向けて
「今はコンピューターに使われている人が多い。若い人に言いたいことは、コンピューターに振り回されるな、と。ポピュラーな、はやっている研究に走らずに。自分の本当の好奇心ですね」
■日本の研究環境について
「最近の日本の研究は、以前に比べて好奇心を持って研究することが少なくなっているように思います。日本では、科学者が政策を決める人に助言する方法、つまり、両者の間のチャンネルが互いに通じ合っていないと思います。米国はもっとうまくいっていると思う」