「過去にコロナ感染」でワクチン効果高まる…英研究グループ

【ロンドン=池田慶太】新型コロナウイルスに感染した経験のある人がワクチンを2回接種した場合、感染経験のない2回接種者に比べて感染予防効果が高まる傾向にあるとの分析を、英国の研究グループがまとめた。
英メディアが7日報じた。
グループが120万件以上の検査結果を分析したところ、英アストラゼネカ製ワクチンを2回接種した人の感染予防率は71%だったが、過去に感染した人に限ると90%に上昇した。米ファイザー製ワクチンの場合、2回接種者の予防率は80%で、感染経験者では94%だった。
ワクチンを接種していない感染経験者では、65%の抑制効果しかなかった。調査を主導した英キングス・カレッジ・ロンドンのティム・スペクター教授は、「過去に感染した人に対しても、ワクチン接種の必要性を訴える強い証拠となる」と指摘している。