教諭らが女子生徒の頭髪に黒染めスプレー…「ブラック校則」県弁護士会が実態調査へ

千葉県弁護士会は、不合理な「ブラック校則」の実態調査に乗り出すと発表した。
文部科学省が6月、全国の教育委員会などに対し、不合理な校則の見直しを求める通達を出したことを受け、運用や見直しの状況を調べることにした。
ブラック校則を巡っては、県立高校で2019年、女子生徒が頭髪の色について注意を受け、校内で教諭らに黒染めスプレーをかけられる事案が発生。県弁護士会が学校と県教育委員会などに警告書を出した。
調査はアンケートと情報開示請求の二つの方法で行う。アンケートは県内の小中高生や卒業生、保護者を対象に、「校則や教師の指導の中で『変だな』と疑問に思うものはありますか」など17の設問を用意。校則見直しの機会があったかも聞く。県弁護士会のホームページやアンケートフォームから回答できる。期間は15日~12月31日。
情報開示は公立中学を対象に、市町村教委へ求めているという。県弁護士会は結果を分析し、必要があれば学校や自治体に是正を求めていくとしており、7日に記者会見した村山直弁護士は、「子どもたちが校則に対して意見を言っていいんだと感じてもらえる機会にしたい」と話した。