調査精度を高めたら…魅力度ランク、2年ぶり「定位置」に逆戻り

民間調査会社「ブランド総合研究所」(東京)は9日夜、今年の都道府県魅力度ランキングを発表した。
昨年42位だった茨城県は、2年ぶりに最下位の47位に転落した。最下位は発表開始の2009年以降、12年、20年を除き11回目。再び最下位となった要因について、同研究所は、コロナ禍でのオンライン化の進展で、本県の「デジタル県」の強みが薄まったことなどを要因に挙げる。(岩浅憲史)
同社の調査はインターネットで今年7月に実施。都道府県について「どの程度魅力を感じますか」と尋ねる。「とても魅力的」「全く魅力的でない」など5段階評価で回答してもらい、上位二つの回答割合を100点満点に換算する。
自治体などから、同調査への賛否の声が寄せられる中、同社は今年、回答者を600人から約1・6倍の1000人に増やし、調査の精度を高めたという。その結果、本県の得点は11・6点。昨年より1・5点減り、最下位となった。
9日夜に生放送されたテレビ番組で結果を知った県営業戦略部プロモーションチームの担当者は「なぜ、どうして……」とショックを隠しきれない様子。「県民の反響も大きいので最下位は残念だが、結果に一喜一憂せず、今後も県の魅力発信に取り組んでいく」と誓った。
本県の順位は19年まで7年連続で最下位だったが、昨年、栃木県が最下位に転落、本県は過去最高の42位に浮上した。「ビリ県」脱出が話題となったが、魅力度ナンバーワンを目指す大井川知事は昨年の調査発表後、不満をにじませた。「本県の魅力を十分に反映していない。茨城はもっと伸びる県だ」 ■県職員も奮闘  コロナ禍で直接的な観光誘客のPRが難しい中、県は著名人を起用したユニークな動画などで観光資源や体験スポットの発掘や発信を強化してきた。  1月、「体験王国いばらき」のキャッチコピーで、タレントのデヴィ夫人を女王に起用したPRキャンペーンを開始。グランピングやカヤックなどを体験してもらい、動画で発信している。  県職員も奮闘する。3月には、「公務員YouTuber」の動画配信も始め、県の中堅職員の先輩後輩コンビが県内の体験スポットを巡り、体当たりで魅力を紹介。若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」との連携企画も始めた。  実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
■県職員も奮闘  コロナ禍で直接的な観光誘客のPRが難しい中、県は著名人を起用したユニークな動画などで観光資源や体験スポットの発掘や発信を強化してきた。  1月、「体験王国いばらき」のキャッチコピーで、タレントのデヴィ夫人を女王に起用したPRキャンペーンを開始。グランピングやカヤックなどを体験してもらい、動画で発信している。  県職員も奮闘する。3月には、「公務員YouTuber」の動画配信も始め、県の中堅職員の先輩後輩コンビが県内の体験スポットを巡り、体当たりで魅力を紹介。若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」との連携企画も始めた。  実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
コロナ禍で直接的な観光誘客のPRが難しい中、県は著名人を起用したユニークな動画などで観光資源や体験スポットの発掘や発信を強化してきた。  1月、「体験王国いばらき」のキャッチコピーで、タレントのデヴィ夫人を女王に起用したPRキャンペーンを開始。グランピングやカヤックなどを体験してもらい、動画で発信している。  県職員も奮闘する。3月には、「公務員YouTuber」の動画配信も始め、県の中堅職員の先輩後輩コンビが県内の体験スポットを巡り、体当たりで魅力を紹介。若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」との連携企画も始めた。  実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
1月、「体験王国いばらき」のキャッチコピーで、タレントのデヴィ夫人を女王に起用したPRキャンペーンを開始。グランピングやカヤックなどを体験してもらい、動画で発信している。  県職員も奮闘する。3月には、「公務員YouTuber」の動画配信も始め、県の中堅職員の先輩後輩コンビが県内の体験スポットを巡り、体当たりで魅力を紹介。若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」との連携企画も始めた。  実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
県職員も奮闘する。3月には、「公務員YouTuber」の動画配信も始め、県の中堅職員の先輩後輩コンビが県内の体験スポットを巡り、体当たりで魅力を紹介。若者に人気の動画共有アプリ「TikTok」との連携企画も始めた。  実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
実際、こうしたプロモーション戦略の効果も出ている。県が運営するインターネット動画サイト「いばキラTV」関連動画の20年度の年間再生回数は、過去最高の4200万回超となった。同サイトのチャンネル登録者数は14・7万人に増加。18年から県の魅力を発信する自治体初の公認Vチューバー「茨ひより」の人気も高まり、ツイッターフォロワー数は約2・9万人に上る。  首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
首都圏のPR拠点でもある県のアンテナショップ「イバラキセンス」の広告換算額は同年、過去最高の10億円を超えたという。県産品ECサイト(電子商店)開設やオンライン体験などの機能強化が奏功している。  ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
ブランド総合研究所の調査は消費者が地域に抱くイメージ調査で、「魅力度」は89の調査項目の一つに過ぎないが、反響も大きい。  県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
県は10月、過去10年あまりの魅力発信の取り組みを記録したデジタル本「魅力度最下位の過ごし方」を発行。約40ページで、県のサイトで無料公開している。県営業戦略部チームリーダー、谷越敦子さんは「最下位に戻ってしまっても、本県の魅力を伝える責務を全うし、茨城県は今後も心を燃やして攻め続けます!」とメッセージを寄せている。  「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
「ビリ県」を逆手にとった自虐路線に戻るのか、それとも――。県の魅力向上に向けた今後の戦略が注目されそうだ。 ■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
■「デジタル県」印象薄まる  ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
ブランド総合研究所の田中章雄社長に、本県が最下位に転落した要因などを分析してもらった。  2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
2020年の本社調査では、19年に行われた茨城国体で、茨城県は史上初となる「eスポーツ」を取り入れたり、Vチューバー「茨ひより」が活躍したりするなど、“デジタル県”としてのイメージが高まり、20歳代など若い世代からの評価が急上昇し、大幅な順位上昇につながった。  ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
ところが今回は、(コロナ禍で)オンライン化が全国に広がったことで、茨城県の強さが薄まってしまったのではないか。SNSや動画でのコンテンツ配信は、話題作りに貢献するが、年配の方にはなかなか波及しにくい。テレビや新聞ほど効果を期待するのは厳しいのかもしれない。メディアとSNSがうまくコラボして拡散できればいいのではないか。  市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
市町村別では、県内で最も魅力度が高かったのが、つくば市(22・3点)の121位。「IT・先端技術のまち」と「学術・芸術のまち」のイメージがいずれも全国2位だった。仮に茨城県の魅力度がつくば市と同じ得点とすると、順位は47都道府県中24位となる。県内では、前年より順位が上がっている市町が多く、水戸市は今年169位で、前年は201位だった。  茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。
茨城県は、西日本での認知度が低く、評価が低いのが目立つ。つくば市の魅力を十分に生かせていないのではないか。今年順位を上げた市町などの魅力やイメージをうまく活用できれば、もっと評価が高まるだろう。