民家で男女3人刺殺、「殺すつもりで」ナイフ所持の男を逮捕…被害者の元同僚か

13日午後5時40分頃、愛媛県新居浜市垣生(はぶ)の岩田友義さん(80)方から、「男が来てもめている」と110番があった。
県警新居浜署員が駆けつけたところ、男女3人が玄関などで血を流して倒れており、いずれも死亡が確認された。現場には血の付いたナイフ(刃渡り13センチ)を持った男がおり、同署が銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。
発表では、男は住所不定の無職、河野智容疑者(53)。死亡したのは岩田さんと妻のアイ子さん(80)、息子の健一さん(51)で、ナイフで刺されたとみられる。河野容疑者は「殺すつもりで(ナイフを)持っていた」と供述しており、同署は殺人容疑でも調べる。
通報したのはアイ子さんで、河野容疑者が以前も家を訪れたと話したという。河野容疑者は健一さんの元同僚との情報があり、同署はトラブルがなかったか調べる。
現場はJR予讃線新居浜駅から北東約4キロの住宅街。
■被害者宅「血痕見えた」
現場近くに住み、岩田さん家族と約50年前からの知り合いという女性(76)は夕方、散歩から帰宅した時に「現行犯逮捕」という警察官の大きな声を聞いた。岩田さん宅の前に行くと、玄関付近には手のひらくらいの大きさの血痕が少なくとも三つ見えたという。
女性は、「岩田さんに関するトラブルは聞いたことがない。普段は本当に静かな住宅街で大きな事件はなく、恐ろしい」と話した。