「楽にしてあげたかった」 妻は夫の首をネクタイで・・・ 介護疲れの末の“悲しき”殺人事件か

横浜市で、夫の首を絞めて殺害した疑いで、58歳の女が逮捕された。女は夫と2人暮らし。夫には視覚障害があり、女が一人で介護していたという。
植村明子容疑者(58)は、10日午後2時20分ごろ、横浜市磯子区の交番に現れた。そして警察官に向かって「夫の首を絞めて殺した」と打ち明けた。警察官が自宅に駆けつけると、夫の滋樹さん(63)が死亡しているのが見つかった。植村容疑者は、殺人容疑で緊急逮捕された。
2人に子どもはいなかった。滋樹さんには視覚障害があった。寝たきりではないものの、明子容疑者が一人で介護していたという。取材に対して近所の人は「奥様は普通に見えましたけど、挨拶してもあまり返してくれない」と話した。明子容疑者は、周りの人を避けているように見えたという。
神奈川県警磯子署の調べに対して、明子容疑者は「9日午前9時ごろに夫の首を絞めた」と供述している。殺害から、交番に自首するまでに、30時間近く経過していたことになる。それまで明子容疑者は何をしていたのか。
さらに動機については「楽にしてあげたかった」という趣旨の話をしているという。部屋にはネクタイのようなものが落ちていた。それで滋樹さんの首を絞めたとみられている。磯子署は、介護疲れの末に、犯行に及んだ可能性もあるとみて、滋樹さんの詳しい死因などを調べている。
(フジテレビ社会部・神奈川県警担当魚住 菫)