高須克弥氏の女性秘書ら書類送検…リコール署名偽造「私は承知していなかった」

愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で、愛知県警が、署名活動団体の会長を務めていた美容外科医・高須克弥氏(76)の女性秘書(68)と、50歳代の女性の2人を地方自治法違反(署名偽造)容疑で名古屋地検に書類送検していたことが16日わかった。
関係者によると、2人は署名活動団体の事務局長で首謀者とされる田中孝博被告(60)(地方自治法違反で公判中)らと共謀し、昨年10月頃、愛知県内で、署名簿に有権者数人分の氏名を書き写し、署名を偽造した疑い。田中被告は、名古屋市の広告関連会社に佐賀市で署名簿を書き写す偽造を持ちかけた際、「高須さんの秘書もやっているから大丈夫」と話したという。
県警は今年2月以降、秘書への任意の事情聴取を複数回実施。同5月には、秘書の自宅や秘書が役員を務める関係会社を同法違反容疑で捜索し、パソコンや携帯電話などを押収していた。
高須氏は読売新聞の取材に対し、「私は偽造は承知していなかった。全面的に捜査にも協力するし、必要があれば私自身も喜んで聴取に応じる」と述べた。