北海道の湖で4年ぶりにハクチョウ2千羽、理由は「わからない」

北海道東部の根室市と別海町にまたがる風蓮湖が、ロシア極東から飛来したオオハクチョウで例年になくにぎわっている。
隣接する温根沼を含めた飛来数は、4年ぶりに2千羽を超えた。
別海町走古丹(はしりこたん)の風蓮湖畔では、晩秋の陽光を受けながら、群れてアマモなどの海草類を食べながら過ごす白い優雅な姿が鮮やかだ。
根室市春国岱(しゅんくにたい)原生野鳥公園ネイチャーセンターと日本野鳥の会の14日の調査では、2027羽(成鳥1794羽、幼鳥233羽)の飛来が確認された。同じ時期での過去5年の平均1644.8羽より約382羽多い。2千羽超えは2017年の2036羽以来となる。
同センターによると、飛来数の増減は飛来元のロシア極東の環境に大きく影響される。このため、「なぜ今年が多いのか、よくわからない」という。12月中に多くが、本格的な越冬地となる本州へと向かう。(大野正美)