19億円不正集金 第一生命元社員を不起訴 山口地検、高齢など理由

第一生命保険の元営業社員の女性(90)が在職中に顧客から1億8000万円をだまし取ったとして詐欺容疑で書類送検された事件で、山口地検周南支部は18日、女性を不起訴処分(起訴猶予)とした。不起訴の理由について「年齢、健康状態、その他の諸般の事情を考慮した」としている。
女帝と呼ばれた職員 異様な影響力で19億円集める 送検容疑によると、元社員は2019年2月下旬ごろ、山口県周南市の70代女性に「私には地位があるから社内に特別枠がある」などとうそを言って同年3~4月、3回にわたって現金計1億8000万円をだまし取ったとされた。 元社員は山口県で50年以上にわたって保険商品を販売し、社内で唯一「特別調査役」の肩書を与えられていた。在職中に複数の顧客から計19億円超を不正に集めており、同社は20年7月に懲戒解雇。詐欺容疑で県警に告発していた。【堀菜菜子】
送検容疑によると、元社員は2019年2月下旬ごろ、山口県周南市の70代女性に「私には地位があるから社内に特別枠がある」などとうそを言って同年3~4月、3回にわたって現金計1億8000万円をだまし取ったとされた。
元社員は山口県で50年以上にわたって保険商品を販売し、社内で唯一「特別調査役」の肩書を与えられていた。在職中に複数の顧客から計19億円超を不正に集めており、同社は20年7月に懲戒解雇。詐欺容疑で県警に告発していた。【堀菜菜子】