土砂降り、背中さすってもらった迷子 夫婦に「ありがとう」 福岡

「ありがとうございました」――。福岡県糸島市に住む男児(4)が19日、約1カ月前に自身を保護してくれた市内の夫妻に、手書きの手紙で感謝を伝えた。
「小1からためてきた」6000万円を寄付 男児は10月16日午後、土砂降りの中を1人で糸島市の国道202号を横切り、スーパーの駐車場へ。車で駐車場に入ろうとした同市潤の自営業、柿木貴志さん(30)とパート、亜美さん(29)夫妻は、対向を走るタクシーの寸前を横断する男児を発見。駐車場に車を止めて「どうしたと?」と声を掛けた。男児はずぶぬれで震え、声はよく聞き取れなかったが、左右の靴が違うなど「ただごとではない」(貴志さん)と感じ、糸島署に連絡した。警察官が駆けつけるまでの間、男児をブランケットでくるんで背中をさすってあげた。

 男児の母親によると、男児は母親が外出した直後に自力で鍵を開け、家から1キロ以上離れたスーパー近くまで歩いていったという。家には父親と兄もいたが、気づかなかった。友達の家に行きたかったらしい。 糸島署の有馬健一署長は19日、柿木さん夫妻に感謝状を贈呈し、同席した男児も貴志さんに両手でお礼の手紙を渡した。貴志さんは「事件事故に巻き込まれなくてよかった」、亜美さんも「元気な姿を見て安心できた」とほっとしていた。【佐藤緑平】
男児は10月16日午後、土砂降りの中を1人で糸島市の国道202号を横切り、スーパーの駐車場へ。車で駐車場に入ろうとした同市潤の自営業、柿木貴志さん(30)とパート、亜美さん(29)夫妻は、対向を走るタクシーの寸前を横断する男児を発見。駐車場に車を止めて「どうしたと?」と声を掛けた。男児はずぶぬれで震え、声はよく聞き取れなかったが、左右の靴が違うなど「ただごとではない」(貴志さん)と感じ、糸島署に連絡した。警察官が駆けつけるまでの間、男児をブランケットでくるんで背中をさすってあげた。
男児の母親によると、男児は母親が外出した直後に自力で鍵を開け、家から1キロ以上離れたスーパー近くまで歩いていったという。家には父親と兄もいたが、気づかなかった。友達の家に行きたかったらしい。
糸島署の有馬健一署長は19日、柿木さん夫妻に感謝状を贈呈し、同席した男児も貴志さんに両手でお礼の手紙を渡した。貴志さんは「事件事故に巻き込まれなくてよかった」、亜美さんも「元気な姿を見て安心できた」とほっとしていた。【佐藤緑平】