空き家を1日限定で駄菓子屋に 活用探る「学校」が企画 宇都宮

空き家が駄菓子屋に――。宇都宮市内で21日、「あきやのだがしや」が開店。市内で空き家が増加傾向にある中、活用方法を探るために開校した「空き家の学校」の企画第1弾。今回は1日限定でのオープンとなるが、地域の新たな拠点として生まれ変わらせることができるか、関係者は注目している。【玉井滉大】
百万石の城下町・金沢 情緒人気の木造町家 維持・活用には課題 駄菓子屋になるのは、同市宮原1の築約50年の木造平屋建て住宅。10年以上前から空き家になっている。所有者は県外に住んでいるが、「家族との思い出があり、手放したくない。利活用できないか」と市に相談があり、今回のイベントに向け修繕した。当日は参加費100円で駄菓子5個がもらえるほか、輪投げや輪ゴム射的などの遊びも用意している。

 こうした取り組みの背景には市内で空き家が増加していることがある。市生活安心課によると、市内の空き家は2020年度の調査では5587軒確認され、17年度から756軒増えた。木が道路にはみ出るなど管理が行き届いていない家屋は848軒、傾いているなどして倒壊の危険性がある家も79軒あったという。 市は行政だけでは対応に限界があるため、17年に宇都宮大や足利銀行など官民連携の「宇都宮空き家会議」を設立。同会議の発案で、今年6月には活用方法を学んでもらうために、空き家の学校を開校した。 受講したのは20~30代の男女6人で、うち5人は大学生。受講生はまず空き家の活用に必要な知識や技術を学び、9月から修繕作業を始めた。受講生に加えて宇都宮大生などのボランティアも加わり、22日間でのべ190人が参加し、生け垣を伐採したり和室の床をはがして塗装したりするなどして完成させた。 活用策を模索する中で、空き家の雰囲気や幅広い年代が集まるきっかけになりやすいことから、駄菓子屋を開くことを決めた。今後の利用法については所有者と相談して決めるという。市の担当者は「空き家を活用してほしい人、興味がある人、コミュニティーの場がほしい地域住民のいずれの目的も形にできる可能性がある。今後も継続していきたい」と話した。 あきやのだがしやは、21日午前10時~午後3時(雨天の場合は23日に延期)。
駄菓子屋になるのは、同市宮原1の築約50年の木造平屋建て住宅。10年以上前から空き家になっている。所有者は県外に住んでいるが、「家族との思い出があり、手放したくない。利活用できないか」と市に相談があり、今回のイベントに向け修繕した。当日は参加費100円で駄菓子5個がもらえるほか、輪投げや輪ゴム射的などの遊びも用意している。
こうした取り組みの背景には市内で空き家が増加していることがある。市生活安心課によると、市内の空き家は2020年度の調査では5587軒確認され、17年度から756軒増えた。木が道路にはみ出るなど管理が行き届いていない家屋は848軒、傾いているなどして倒壊の危険性がある家も79軒あったという。
市は行政だけでは対応に限界があるため、17年に宇都宮大や足利銀行など官民連携の「宇都宮空き家会議」を設立。同会議の発案で、今年6月には活用方法を学んでもらうために、空き家の学校を開校した。
受講したのは20~30代の男女6人で、うち5人は大学生。受講生はまず空き家の活用に必要な知識や技術を学び、9月から修繕作業を始めた。受講生に加えて宇都宮大生などのボランティアも加わり、22日間でのべ190人が参加し、生け垣を伐採したり和室の床をはがして塗装したりするなどして完成させた。
活用策を模索する中で、空き家の雰囲気や幅広い年代が集まるきっかけになりやすいことから、駄菓子屋を開くことを決めた。今後の利用法については所有者と相談して決めるという。市の担当者は「空き家を活用してほしい人、興味がある人、コミュニティーの場がほしい地域住民のいずれの目的も形にできる可能性がある。今後も継続していきたい」と話した。
あきやのだがしやは、21日午前10時~午後3時(雨天の場合は23日に延期)。