和歌山市長、ボーナス239万円を受け取らず 断水「責任を取る」

和歌山市の尾花正啓市長は19日、冬のボーナス(期末手当)239万円を受けとらないことにすると発表した。
紀の川の六十谷水管橋崩落と断水で市民に不便と迷惑をかけたことから「再発防止に取り組むうえで責任を明確にする」とこの日の会見で説明した。
水道事業をつかさどる瀬崎典男・公営企業管理者の171万円も0円にする。これらのための条例改正案を12月市議会に出す。
尾花市長は、崩落の要因は部材の一部が腐って切れたことで、事前に見つけられなかった点検に「甘さ」はあったが、市企業局の職員一人ひとりに「ミスや瑕疵(かし)(法的な欠点)はなかった」と考えている。
そのうえで市長は、送水路を複線化したり、紀の川の北側に浄水場をつくったりすることは、市政の長年の課題だったのに、耐震化を優先させてきたといい、「もっと並行してできたんじゃないか。そうした全体の責任をとる」と語った。