三浦瑠麗氏 長引く欧州のコロナ規制 マスクやワクチン拒否者の人権 「権利を全部はく奪していくのか」

国際政治学者の三浦瑠麗氏(41)が23日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ベルギーでコロナ規制強化に反発する群衆が暴動を起こしたことについて解説した。
コロナの感染が拡大するヨーロッパについて「気象条件とか人口密度も違うので、感染拡大の原因はわからないですが。こういった国は、ワクチン打ちたい人は全員打ってるわけです。これ以上伸びないのは、ワクチンを拒否する人がいるから。それで考えなきゃいけないのは、ワクチンを拒否した人にずっと、公衆の場に参加することや、レストラン、学校に行く権利を全部はく奪していくんですかっていう話ですよ」と提起。
「これが一過性の話で、冬の間は感染が拡大してるからリスクのあるお年寄りとかワクチンを打ってない人は外出を控えてくださいというので済むなら、これも人権侵害だけれど、1カ月の過渡的な現象ととらえることもできる。ただ、何度も規制を繰り返してきて、終わる気配が見えない。そう考えると、マスクやワクチンを拒否したい人からすると、政府が自分たちの健康を守るために自分たちの人権を奪ってるようにしか見えないわけです。そんなことが民主国家でできるのかと」と述べた。
また、日本でも大分の市議が「鼻出しマスク」により議会での発言を認められなかったとして市と市議会を提訴。三浦氏は「あの人たちの訴訟、勝ったらどうするんですかと。マスクの着用義務は不存在だと認められたら、(議会は)民主主義で選ばれた議員の発言の権利を抑圧したことになる。(訴訟の結果は)どうなるかわからないけど、例えば投票しに行って、マスクつけない人が投票を断られたら民主主義に対する重大な人権侵害ですよ」とした。
「単なるマナーとかお願いベースで行うことと、法的にその人の人権を侵害していいことの間にちゃんと線引きしないと。大陸ヨーロッパでは確かに法的な義務があるけど、それを続けていたらなんでもできちゃう。学校に通えず、レストランにも行けず、そんな世界にするんですかと」と疑問を呈した。