特殊詐欺関与で公開捜査中の容疑者 知人から「お前じゃないのか?」 警察に出頭

神奈川県警捜査2課と相模原南署は22日、不正に入手したキャッシュカードで現金を引き出したとして、窃盗の疑いで、自称山梨県笛吹市のアルバイトの男(63)を逮捕した。県警などは特殊詐欺事件で現金の引き出しに関与したと見られる男の画像を公開しており、同容疑者はそのうちの1人で同日、山梨県内の警察署に出頭した。
逮捕容疑は、氏名不詳者らと共謀して昨年7月28日、相模原市南区のコンビニATM(現金自動預払機)で、不正に入手した他人名義のキャッシュカード1枚を使い3回にわたって計50万円を引き出した、としている。
調べに対し容疑を認め「知人に誘われてやった。金が欲しかった」という趣旨の供述をしているという。
県警によると、キャッシュカードは同日、同市の80代無職男性が詐取された4枚のうちの1枚。別のATMでは他の2枚を使い計100万円が引き出されており、県警は関連を調べる。
県警や警視庁など1都3県の警察は17日、特殊詐欺事件に関与したと見られる男10人の画像を公開し、一斉公開捜査を開始。同容疑者は一緒にテレビを見ていた知人から「お前じゃないのか」と指摘され、22日午前、知人に付き添われて山梨県警大月署に出頭してきたという。