鳥居の向こうに「フレンチクルーラーの神様」? 福島県に存在する「おいしそうな石像」の謎を追う

皆さんは、「フレンチクルーラー」を食べたことはあるだろうか。ドーナツチェーンのミスタードーナツが提供している、ねじれた形の生地とふわふわした食感が特徴的なドーナツだ。
そんなフレンチクルーラーが、「神様としてまつられている場所」があるという噂が、ツイッターで注目を集めている。
神社で見るような立派な赤い鳥居の奥に、何やら見覚えのある形をした石のオブジェが設置されている。
真ん中に穴の開いたねじれた円形のシルエットは、フレンチクルーラーにそっくり。本当に、ドーナツがご神体になっているのだろうか……?
ツイッター上ではドーナツ型のオブジェに対し、こんな声が寄せられている。
これは一体何なのか? Jタウンネット記者は2021年11月10日、オブジェの設置者で、東北エリアでのミスタードーナツの加盟店事業などを手掛ける松屋(福島県福島市)に話を聞いた。
取材に応じたのは、松屋の営業本部長・大日方功(おびなた いさお)さん。同社はミスタードーナツの加盟店事業を主軸としており、東北エリアで複数の店舗を運営している。
話題のオブジェがあるのは福島市にある「福島片岡鶴太郎美術庭園」の中。こちらも松屋が運営する施設で、タレント・芸術家の片岡鶴太郎さんによる作品が展示されている。
大日方さんによると、オブジェは10年4月1日、代表取締役の石森慎司さんが設置した。
なぜ数あるミスタードーナツのメニューの中でフレンチクルーラーをモチーフに選んだのかというと、「弊社がミスタードーナツの加盟店事業を始めた当初から販売している、昔ながらの商品だからです」。
なお、オブジェはあくまでミスタードーナツ事業の発展を感謝して立てられたもので、「御神体」としてまつっているわけではないそうだ。