「産んでやったのに…」ワンオペ育児に疲弊した妻の誓い 実体験漫画に共感の声

「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」 衝撃なフレーズから始まる「産後クライシス」の実体験を描いた漫画『産後クライシス~夫を傷つけた後、私が誓ったこと』に共感の声が集まっている。【映像】ワンオペ育児に疲弊した妻の実体験漫画 産後クライシスとは、出産後、数年の間に急激に夫婦仲が悪化する現象のことを指し、この漫画では出産後、ワンオペ育児に疲弊し、夫婦生活がうまくいかなくなった様子が描かれている。作者のことりさんは、結婚後、夫との新生活は順調だったと話す。しかし、1つだけ夫と合わなかったのが“子どもを授かりたい時期”。その後、ことりさんは妊娠するも流産を経験したという。

「最初の妊娠では『どうしよう、怖い』という気持ちが大きく、嬉しいとは感じませんでした。でもいざ流産したらすごく悲しくて、何もやる気が起きなくて、たった数週間でもお腹の子に愛情みたいなものが芽生えてたんだなと気づきました」 流産を経験し、ことりさん自身も子どもが欲しいと思うようになり、その後、第1子を出産。そこから眠れない日々が始まった……。夫に「手伝ってほしい」と思いながらも、仕事のことを考えると頼れなかったことりさん。一方で、自身が体調を崩しても育休をとれない夫。ことりさんはワンオペ育児の辛さが限界に達した。「息子に興味ある!?」「スマホばっっっかみて!」「私はやりたいこともひとりの時間も我慢してる!」 そして衝撃の一言を口にしてしまう。「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」 本当はただ助けてほしかっただけなのに、息子を傷つける道具にしてしまった……。この状況にことりさんは「心身ともに限界に近い状態だったと思います。頼れる実家がそばになかったら、もっと早くに限界がきていたとも思います」と話す。 そんなことりさんの辛さを知った夫は、もっと支えることを約束。ことりさん自身も「助けて」と言えなかったことに気づき、家族の形が少しずつ変わっていったという。「以前よりはうまくフォローし合えているのではないかと思っています。 平日は、仕事もあってほとんど子どもと触れ合えずに過ごしている主人ですが、その分、休日は張り切って遊んでおり、その間に私は休む。というスタイルで落ち着いています」 そして、ことりさんはこの経験を経て「相手に伝わるまで何度でも話をしよう」と誓ったという。 このニュースに『ABEMAヒルズ』に出演した世界ゆるスポーツ協会代表で、今年の7月から10月まで育休を取得していた澤田智洋氏は次のように話す。「育休をとっていても、お互いがとてもいっぱいいっぱいだった。今年はコロナ禍で夏休みに旅行にも行けず、ずっと家にいる状態だった。なので8歳の長男のケアをしつつ、赤ちゃんのお世話もあったので大人2人でも人手が足りないと思った」 こうした状況をどのように乗り越えたのか。一般社団法人ドゥーラ協会に所属している「産後ドゥーラ」という“産後ケアのプロ”の手を借りたと澤田氏は話す。それは自治体などと提携し、産前産後の母親を支え、家事や育児をサポートしてくれるシステムだという。 実際にシステムを利用した澤田氏は「意外とこういう情報が世の中に知られていないのでははないか」と感じたと話す。「リサーチ格差があって、この制度を知らない・受けられない人は僕たちより過酷だったのではないかと思うので、そういった情報がもっと開かれて、色々な方に伝わっていくといいなと思った」 夫側が育休を取っても産後クライシスのようなことが起きるとなると、二人だけで乗り越えていくのは難しい。ましてや、ワンオペとなると相当難しいのではないか……。こうした育児について澤田氏は「夫婦だけで育児をすることが異常事態」だと話す。「自分でも色々な過去の子育てに関する文献を読んでたら、日本でも昭和初期くらいまでは村全体で子どもを育てていて、例えば村の人数が150~200人くらいで子どもを面倒見るとしたら、(2人で育てると計算して)最低でも148人くらい不足している。そりゃうまくいかないと思った。自分に余裕ないと、妻が何を考えているかまで想像力が及ばない。どうしても目の前の子どもたちに目がいってしまうので、手が足りないどころか、目も足りない状態。なので、夫婦だけで育児するというのが異常事態というのを前提で、どうやって外部の手を借りるか、コミュニティの形成自体が問われていると思う」(『ABEMAヒルズ』より)
「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」
衝撃なフレーズから始まる「産後クライシス」の実体験を描いた漫画『産後クライシス~夫を傷つけた後、私が誓ったこと』に共感の声が集まっている。
【映像】ワンオペ育児に疲弊した妻の実体験漫画 産後クライシスとは、出産後、数年の間に急激に夫婦仲が悪化する現象のことを指し、この漫画では出産後、ワンオペ育児に疲弊し、夫婦生活がうまくいかなくなった様子が描かれている。作者のことりさんは、結婚後、夫との新生活は順調だったと話す。しかし、1つだけ夫と合わなかったのが“子どもを授かりたい時期”。その後、ことりさんは妊娠するも流産を経験したという。

「最初の妊娠では『どうしよう、怖い』という気持ちが大きく、嬉しいとは感じませんでした。でもいざ流産したらすごく悲しくて、何もやる気が起きなくて、たった数週間でもお腹の子に愛情みたいなものが芽生えてたんだなと気づきました」 流産を経験し、ことりさん自身も子どもが欲しいと思うようになり、その後、第1子を出産。そこから眠れない日々が始まった……。夫に「手伝ってほしい」と思いながらも、仕事のことを考えると頼れなかったことりさん。一方で、自身が体調を崩しても育休をとれない夫。ことりさんはワンオペ育児の辛さが限界に達した。「息子に興味ある!?」「スマホばっっっかみて!」「私はやりたいこともひとりの時間も我慢してる!」 そして衝撃の一言を口にしてしまう。「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」 本当はただ助けてほしかっただけなのに、息子を傷つける道具にしてしまった……。この状況にことりさんは「心身ともに限界に近い状態だったと思います。頼れる実家がそばになかったら、もっと早くに限界がきていたとも思います」と話す。 そんなことりさんの辛さを知った夫は、もっと支えることを約束。ことりさん自身も「助けて」と言えなかったことに気づき、家族の形が少しずつ変わっていったという。「以前よりはうまくフォローし合えているのではないかと思っています。 平日は、仕事もあってほとんど子どもと触れ合えずに過ごしている主人ですが、その分、休日は張り切って遊んでおり、その間に私は休む。というスタイルで落ち着いています」 そして、ことりさんはこの経験を経て「相手に伝わるまで何度でも話をしよう」と誓ったという。 このニュースに『ABEMAヒルズ』に出演した世界ゆるスポーツ協会代表で、今年の7月から10月まで育休を取得していた澤田智洋氏は次のように話す。「育休をとっていても、お互いがとてもいっぱいいっぱいだった。今年はコロナ禍で夏休みに旅行にも行けず、ずっと家にいる状態だった。なので8歳の長男のケアをしつつ、赤ちゃんのお世話もあったので大人2人でも人手が足りないと思った」 こうした状況をどのように乗り越えたのか。一般社団法人ドゥーラ協会に所属している「産後ドゥーラ」という“産後ケアのプロ”の手を借りたと澤田氏は話す。それは自治体などと提携し、産前産後の母親を支え、家事や育児をサポートしてくれるシステムだという。 実際にシステムを利用した澤田氏は「意外とこういう情報が世の中に知られていないのでははないか」と感じたと話す。「リサーチ格差があって、この制度を知らない・受けられない人は僕たちより過酷だったのではないかと思うので、そういった情報がもっと開かれて、色々な方に伝わっていくといいなと思った」 夫側が育休を取っても産後クライシスのようなことが起きるとなると、二人だけで乗り越えていくのは難しい。ましてや、ワンオペとなると相当難しいのではないか……。こうした育児について澤田氏は「夫婦だけで育児をすることが異常事態」だと話す。「自分でも色々な過去の子育てに関する文献を読んでたら、日本でも昭和初期くらいまでは村全体で子どもを育てていて、例えば村の人数が150~200人くらいで子どもを面倒見るとしたら、(2人で育てると計算して)最低でも148人くらい不足している。そりゃうまくいかないと思った。自分に余裕ないと、妻が何を考えているかまで想像力が及ばない。どうしても目の前の子どもたちに目がいってしまうので、手が足りないどころか、目も足りない状態。なので、夫婦だけで育児するというのが異常事態というのを前提で、どうやって外部の手を借りるか、コミュニティの形成自体が問われていると思う」(『ABEMAヒルズ』より)
産後クライシスとは、出産後、数年の間に急激に夫婦仲が悪化する現象のことを指し、この漫画では出産後、ワンオペ育児に疲弊し、夫婦生活がうまくいかなくなった様子が描かれている。作者のことりさんは、結婚後、夫との新生活は順調だったと話す。しかし、1つだけ夫と合わなかったのが“子どもを授かりたい時期”。その後、ことりさんは妊娠するも流産を経験したという。
「最初の妊娠では『どうしよう、怖い』という気持ちが大きく、嬉しいとは感じませんでした。でもいざ流産したらすごく悲しくて、何もやる気が起きなくて、たった数週間でもお腹の子に愛情みたいなものが芽生えてたんだなと気づきました」
流産を経験し、ことりさん自身も子どもが欲しいと思うようになり、その後、第1子を出産。そこから眠れない日々が始まった……。夫に「手伝ってほしい」と思いながらも、仕事のことを考えると頼れなかったことりさん。一方で、自身が体調を崩しても育休をとれない夫。ことりさんはワンオペ育児の辛さが限界に達した。
「息子に興味ある!?」「スマホばっっっかみて!」「私はやりたいこともひとりの時間も我慢してる!」
そして衝撃の一言を口にしてしまう。
「そっちが欲しいっていうから産んでやったのに…!」
本当はただ助けてほしかっただけなのに、息子を傷つける道具にしてしまった……。この状況にことりさんは「心身ともに限界に近い状態だったと思います。頼れる実家がそばになかったら、もっと早くに限界がきていたとも思います」と話す。 そんなことりさんの辛さを知った夫は、もっと支えることを約束。ことりさん自身も「助けて」と言えなかったことに気づき、家族の形が少しずつ変わっていったという。「以前よりはうまくフォローし合えているのではないかと思っています。 平日は、仕事もあってほとんど子どもと触れ合えずに過ごしている主人ですが、その分、休日は張り切って遊んでおり、その間に私は休む。というスタイルで落ち着いています」 そして、ことりさんはこの経験を経て「相手に伝わるまで何度でも話をしよう」と誓ったという。 このニュースに『ABEMAヒルズ』に出演した世界ゆるスポーツ協会代表で、今年の7月から10月まで育休を取得していた澤田智洋氏は次のように話す。「育休をとっていても、お互いがとてもいっぱいいっぱいだった。今年はコロナ禍で夏休みに旅行にも行けず、ずっと家にいる状態だった。なので8歳の長男のケアをしつつ、赤ちゃんのお世話もあったので大人2人でも人手が足りないと思った」 こうした状況をどのように乗り越えたのか。一般社団法人ドゥーラ協会に所属している「産後ドゥーラ」という“産後ケアのプロ”の手を借りたと澤田氏は話す。それは自治体などと提携し、産前産後の母親を支え、家事や育児をサポートしてくれるシステムだという。 実際にシステムを利用した澤田氏は「意外とこういう情報が世の中に知られていないのでははないか」と感じたと話す。「リサーチ格差があって、この制度を知らない・受けられない人は僕たちより過酷だったのではないかと思うので、そういった情報がもっと開かれて、色々な方に伝わっていくといいなと思った」 夫側が育休を取っても産後クライシスのようなことが起きるとなると、二人だけで乗り越えていくのは難しい。ましてや、ワンオペとなると相当難しいのではないか……。こうした育児について澤田氏は「夫婦だけで育児をすることが異常事態」だと話す。「自分でも色々な過去の子育てに関する文献を読んでたら、日本でも昭和初期くらいまでは村全体で子どもを育てていて、例えば村の人数が150~200人くらいで子どもを面倒見るとしたら、(2人で育てると計算して)最低でも148人くらい不足している。そりゃうまくいかないと思った。自分に余裕ないと、妻が何を考えているかまで想像力が及ばない。どうしても目の前の子どもたちに目がいってしまうので、手が足りないどころか、目も足りない状態。なので、夫婦だけで育児するというのが異常事態というのを前提で、どうやって外部の手を借りるか、コミュニティの形成自体が問われていると思う」(『ABEMAヒルズ』より)
本当はただ助けてほしかっただけなのに、息子を傷つける道具にしてしまった……。この状況にことりさんは「心身ともに限界に近い状態だったと思います。頼れる実家がそばになかったら、もっと早くに限界がきていたとも思います」と話す。
そんなことりさんの辛さを知った夫は、もっと支えることを約束。ことりさん自身も「助けて」と言えなかったことに気づき、家族の形が少しずつ変わっていったという。
「以前よりはうまくフォローし合えているのではないかと思っています。 平日は、仕事もあってほとんど子どもと触れ合えずに過ごしている主人ですが、その分、休日は張り切って遊んでおり、その間に私は休む。というスタイルで落ち着いています」
そして、ことりさんはこの経験を経て「相手に伝わるまで何度でも話をしよう」と誓ったという。
このニュースに『ABEMAヒルズ』に出演した世界ゆるスポーツ協会代表で、今年の7月から10月まで育休を取得していた澤田智洋氏は次のように話す。「育休をとっていても、お互いがとてもいっぱいいっぱいだった。今年はコロナ禍で夏休みに旅行にも行けず、ずっと家にいる状態だった。なので8歳の長男のケアをしつつ、赤ちゃんのお世話もあったので大人2人でも人手が足りないと思った」 こうした状況をどのように乗り越えたのか。一般社団法人ドゥーラ協会に所属している「産後ドゥーラ」という“産後ケアのプロ”の手を借りたと澤田氏は話す。それは自治体などと提携し、産前産後の母親を支え、家事や育児をサポートしてくれるシステムだという。 実際にシステムを利用した澤田氏は「意外とこういう情報が世の中に知られていないのでははないか」と感じたと話す。「リサーチ格差があって、この制度を知らない・受けられない人は僕たちより過酷だったのではないかと思うので、そういった情報がもっと開かれて、色々な方に伝わっていくといいなと思った」 夫側が育休を取っても産後クライシスのようなことが起きるとなると、二人だけで乗り越えていくのは難しい。ましてや、ワンオペとなると相当難しいのではないか……。こうした育児について澤田氏は「夫婦だけで育児をすることが異常事態」だと話す。「自分でも色々な過去の子育てに関する文献を読んでたら、日本でも昭和初期くらいまでは村全体で子どもを育てていて、例えば村の人数が150~200人くらいで子どもを面倒見るとしたら、(2人で育てると計算して)最低でも148人くらい不足している。そりゃうまくいかないと思った。自分に余裕ないと、妻が何を考えているかまで想像力が及ばない。どうしても目の前の子どもたちに目がいってしまうので、手が足りないどころか、目も足りない状態。なので、夫婦だけで育児するというのが異常事態というのを前提で、どうやって外部の手を借りるか、コミュニティの形成自体が問われていると思う」(『ABEMAヒルズ』より)
このニュースに『ABEMAヒルズ』に出演した世界ゆるスポーツ協会代表で、今年の7月から10月まで育休を取得していた澤田智洋氏は次のように話す。
「育休をとっていても、お互いがとてもいっぱいいっぱいだった。今年はコロナ禍で夏休みに旅行にも行けず、ずっと家にいる状態だった。なので8歳の長男のケアをしつつ、赤ちゃんのお世話もあったので大人2人でも人手が足りないと思った」
こうした状況をどのように乗り越えたのか。一般社団法人ドゥーラ協会に所属している「産後ドゥーラ」という“産後ケアのプロ”の手を借りたと澤田氏は話す。それは自治体などと提携し、産前産後の母親を支え、家事や育児をサポートしてくれるシステムだという。
実際にシステムを利用した澤田氏は「意外とこういう情報が世の中に知られていないのでははないか」と感じたと話す。
「リサーチ格差があって、この制度を知らない・受けられない人は僕たちより過酷だったのではないかと思うので、そういった情報がもっと開かれて、色々な方に伝わっていくといいなと思った」
夫側が育休を取っても産後クライシスのようなことが起きるとなると、二人だけで乗り越えていくのは難しい。ましてや、ワンオペとなると相当難しいのではないか……。こうした育児について澤田氏は「夫婦だけで育児をすることが異常事態」だと話す。
「自分でも色々な過去の子育てに関する文献を読んでたら、日本でも昭和初期くらいまでは村全体で子どもを育てていて、例えば村の人数が150~200人くらいで子どもを面倒見るとしたら、(2人で育てると計算して)最低でも148人くらい不足している。そりゃうまくいかないと思った。自分に余裕ないと、妻が何を考えているかまで想像力が及ばない。どうしても目の前の子どもたちに目がいってしまうので、手が足りないどころか、目も足りない状態。なので、夫婦だけで育児するというのが異常事態というのを前提で、どうやって外部の手を借りるか、コミュニティの形成自体が問われていると思う」(『ABEMAヒルズ』より)