現金支給はありがたいけど…18歳以下への10万円給付使い道は

18歳以下を対象にした政府の10万円給付が各地で始まっている。
受け取った家庭は何に使うのか、そもそも今回の給付を子育て世帯はどう見ているのか。「ありがたい」「子どもの将来の借金になるだけ」――。SNSで意見を募って取材する「#ニュース4U」には、使い道とともに複雑な思いも寄せられた。
■「不公平な制度設計」、くすぶる不満
神奈川県の看護師女性(53)は「困窮者支援なのか、子育て支援なのか、それとも経済浮揚策なのか。この政策の目的がわからないからずっともやもやしている」と話した。
高校1年の長女(16)がいるが、夫の収入が年収960万円の所得制限を超えるため対象外。所得制限は世帯合算ではなく「年収の高い方」の基準で判断されるため、基準は一律ではないが例えば夫800万円、妻800万円で合計1600万円の年収の世帯には支給される。一方、この女性の世帯年収は1200万円余りといい、「不公平な制度設計に税金が使われることに憤りを感じる」という。
年収約1200万円の兵庫県の会社員男性(46)も、複雑な思いを抱く。妻は専業主婦で、中学1年の長女(13)と小学4年の次女(10)がいる。学校では一時期、子ども同士で「10万円もらったら何に使う?」という話題で持ちきりだったという。話題に入れない長女は、少し疎外感があったようだ。
「本当に子どものために税金を使うのなら、1回きりの給付ではなく高校無償化など子どもが等しく恩恵を受けられる政策に使うべきだ」と男性は言う。