「言う通りにしないと船から下りてもらう」…市長のパワハラ、6割の管理職認識

神奈川県大和市の大木哲市長(73)の市職員へのパワハラ疑惑を巡り、市議会調査特別委員会は27日、市の管理職にアンケートした調査結果を発表した。
パワハラを直接受けた、見聞きしたことがあるとの回答が合わせて6割に上った。
調査は無記名で10月に実施。課長級以上の134人に配布し、103人から回答があった(回答率77%)。
「市長によるパワハラと捉えられる言動を直接受けた、見聞きしたことがあるか」という問いに、「ある」「見聞きした」と回答したのは61人で、うち19人がパワハラを直接受けたと答えた。具体的には「『言う通りにしないと船から下りてもらう』などの降格・異動示唆」「大声で叱責(しっせき)」などがあった。自由記述欄には、「調査特別委の調査妨害を指示された」との回答もあったという(指示者は不明)。
特別委は、市長に限定しない市役所内のパワハラ実態も調査。市長以外からパワハラを受けた、見聞きした職員は7割近くに上った。
調査結果について大木市長は「市役所全体のことは職場の環境改善、向上を図るべく検討していく。個人に関することは、裁判に訴えていることから発言は控える」とコメントした。