かしいかえんが閉園 子供たちの笑顔に支えられ、65年の歴史に幕

65年の歴史がある福岡市東区の遊園地「かしいかえん シルバニアガーデン」が30日、閉園した。1980年代をピークに親子連れなどでにぎわったが、近年は少子化や施設の老朽化で来場者が減少。最後は新型コロナウイルスの感染拡大が打撃になった。最終日は多くの人が駆けつけて名残惜しそうに見守った。
【メーデー会場にも】写真で振り返る「かしいかえん」 「勤務した28年間、子供たちの笑顔に支えられました」。最古参従業員の田中俊彦さん(48)は営業終了後も入退場ゲートの外で退場客を見送った。長年、遊具を担当。「初めて操作を覚えた『コーヒーカップ』は一番思い入れがある」。2005年3月には最大震度6弱の福岡県西方沖地震が発生。「大勢の人がいて園内も一時パニックになったが、けが人が出ずほっとした」と振り返った。

 福岡市の会社員、西本馨さん(30)は実家が近所で「夏祭りにおみこしを担いだ思い出もある。今日のにぎわいを見て、地元で愛された園だったと改めて感じた」と話した。 かしいかえんは西鉄の前身の一つ「博多湾鉄道汽船」が戦前開園した「香椎チューリップ園」が始まり。戦争の激化で43年に閉園し、56年に「西鉄香椎花園」としてオープンした。86年度には約57万人が訪れたが、コロナの影響もあって20年度は13万人だった。西鉄は跡地について「未定」としている。【山口桂子】
「勤務した28年間、子供たちの笑顔に支えられました」。最古参従業員の田中俊彦さん(48)は営業終了後も入退場ゲートの外で退場客を見送った。長年、遊具を担当。「初めて操作を覚えた『コーヒーカップ』は一番思い入れがある」。2005年3月には最大震度6弱の福岡県西方沖地震が発生。「大勢の人がいて園内も一時パニックになったが、けが人が出ずほっとした」と振り返った。
福岡市の会社員、西本馨さん(30)は実家が近所で「夏祭りにおみこしを担いだ思い出もある。今日のにぎわいを見て、地元で愛された園だったと改めて感じた」と話した。
かしいかえんは西鉄の前身の一つ「博多湾鉄道汽船」が戦前開園した「香椎チューリップ園」が始まり。戦争の激化で43年に閉園し、56年に「西鉄香椎花園」としてオープンした。86年度には約57万人が訪れたが、コロナの影響もあって20年度は13万人だった。西鉄は跡地について「未定」としている。【山口桂子】