大掃除で注意! 男性の「座りション」増加で変わるトイレが汚れる場所

便座に座っておしっこをする「座りション」派の男性は6割―。生活用品メーカー・ライオンの調査で、こんな結果が出た。男性の座りションは近年増加しており、この流れが続けば2050年には「立ちション」派が“絶滅”するとの予測も。トイレスタイルが変わることで、汚れる場所にも変化が起きている。年の瀬の大掃除にも影響しそうだ。
【写真】「座りション」でも尿ハネはこんなに!? ライオンが今年、20~60代の男性1500人を対象にした調査によると、「座り」が60・9%だった一方、「立ち」は4割弱。10年ほど前は「立ち」が約7割を占めていたので、大きく形勢が逆転したことになる。

 「立ち」から「座り」に変更した理由は、「尿ハネで汚れるのを体験したから」(37・3%)がトップで、「トイレを掃除する人の気持ちを考えるようになったから」(27・9%)が続いた。また、「座り」に変えた人の95%が「不満はない」と回答している。 「立ち」から切り替えた人だけでなく、物心がついた頃から座るスタイルの「座りションネイティブ」も増加。特に20代のネイティブ率は4分の1に上る。 若者にネイティブが多い要因として、マーケティングアナリストの原田曜平氏は、「男ならこうあるべき」というジェンダー論的価値観の希薄化や、スマホの存在などを挙げ、「トイレは座ってリラックスできる空間になっている」と分析する。 さらに、ライオン製品のPR会社がネイティブ率を基に将来予測したところ、「2050年に生まれる人は、全員が座りションネイティブになる可能性がある」という。男性と同居している女性の8割近くが、男性には「座ってほしい」とも回答しており、この増加傾向は喜ばしいことだろう。 もっとも、「座れば、汚れない」訳ではない。ライオンの実験結果によると、「座り」で便器の外側への尿ハネは大幅に減ったものの、便器の内側、特にフチ裏や便座裏に多く跳ねていることが分かった。 フチ裏は、水を流しても汚れが残りやすく、放置すれば頑固なこびりつきとなる。ブラシが届きにくかったり、洗剤がすぐ垂れてしまったりと、多くの人が掃除に苦労している場所でもある。 トイレスタイルの変化に伴って汚れも外から内へと変わる中、垂れにくい泡で効果的にフチ裏掃除ができる製品なども登場しているという。トイレも気持ちもすっきりして、新しい年を迎えたいものだ。(まいどなニュース/京都新聞・堤 冬樹)
ライオンが今年、20~60代の男性1500人を対象にした調査によると、「座り」が60・9%だった一方、「立ち」は4割弱。10年ほど前は「立ち」が約7割を占めていたので、大きく形勢が逆転したことになる。
「立ち」から「座り」に変更した理由は、「尿ハネで汚れるのを体験したから」(37・3%)がトップで、「トイレを掃除する人の気持ちを考えるようになったから」(27・9%)が続いた。また、「座り」に変えた人の95%が「不満はない」と回答している。
「立ち」から切り替えた人だけでなく、物心がついた頃から座るスタイルの「座りションネイティブ」も増加。特に20代のネイティブ率は4分の1に上る。
若者にネイティブが多い要因として、マーケティングアナリストの原田曜平氏は、「男ならこうあるべき」というジェンダー論的価値観の希薄化や、スマホの存在などを挙げ、「トイレは座ってリラックスできる空間になっている」と分析する。
さらに、ライオン製品のPR会社がネイティブ率を基に将来予測したところ、「2050年に生まれる人は、全員が座りションネイティブになる可能性がある」という。男性と同居している女性の8割近くが、男性には「座ってほしい」とも回答しており、この増加傾向は喜ばしいことだろう。
もっとも、「座れば、汚れない」訳ではない。ライオンの実験結果によると、「座り」で便器の外側への尿ハネは大幅に減ったものの、便器の内側、特にフチ裏や便座裏に多く跳ねていることが分かった。
フチ裏は、水を流しても汚れが残りやすく、放置すれば頑固なこびりつきとなる。ブラシが届きにくかったり、洗剤がすぐ垂れてしまったりと、多くの人が掃除に苦労している場所でもある。
トイレスタイルの変化に伴って汚れも外から内へと変わる中、垂れにくい泡で効果的にフチ裏掃除ができる製品なども登場しているという。トイレも気持ちもすっきりして、新しい年を迎えたいものだ。
(まいどなニュース/京都新聞・堤 冬樹)