4000万円の被害 防犯協会など名乗る…複数名の男から電話 架空請求詐欺事件

札幌・西警察署は29日、札幌市中央区の80代の女性が現金約4000万円をだまし取られる架空請求詐欺事件があったと発表しました。
警察によりますと、2月に女性の自宅の固定電話に防犯協会の職員を名乗る男から「名簿にあなたの名前が載っている」などと電話がありました。
女性が名簿から自分の名前を消してほしいと伝えると男は「消すためには誰かの名前が必要」などと話しました。
その直後、別の団体の理事や職員を名乗る男から電話があり、女性は防犯協会の職員を名乗る男との会話の内容をこの男らに伝えました。
その後、再び防犯協会の職員を名乗る男から「会話の内容を教えてしまったことであなたは不正送金したことになり逮捕される。逮捕された後の保釈金を払ってください」などと電話がありました。
女性は電話の内容を信じ、2月から4月にかけて男が指定した大阪府内の住所に4回にわたって約1000万円、計約4000万円を送ってだまし取られました。
男からはその後も「誰にも言うな」など定期的に口止めの電話がありましたが、12月に入ってから電話が来ないことを不審に思った女性が警察に通報して事件が発覚しました。
警察は「宅配便で現金の送付はできない」「身に覚えがない請求には簡単に応じず、警察に相談してほしい」と呼びかけています。