大阪ビル放火容疑者、死因はCO中毒 一度は蘇生したが脳に重度損傷

大阪市北区の雑居ビル内のクリニックで17日に発生し、25人が死亡した放火殺人事件で、大阪府警は31日、30日に死亡した谷本盛雄容疑者(61)の司法解剖結果を発表した。
死因は一酸化炭素(CO)中毒による蘇生後脳症だった。
捜査1課によると、谷本容疑者は事件現場から心肺停止状態で大阪市内の病院に搬送された後、一度は蘇生したが、脳に十分な酸素が供給されずに重度の損傷が残っていたという。府警は容疑者死亡のまま、殺人と現住建造物等放火などの疑いで書類送検する方針。
事件で犠牲になった25人の死因は、全員がCO中毒だった。谷本容疑者の死亡を受けて同課は31日、「今後も引き続き被害者と遺族に寄り添いながら、事件の真相究明に向けて徹底した捜査を進めていきます」とするコメントを発表した。