福袋「初売り」再開=ネット通販、盛況―百貨店

百貨店の初売りが1日から始まった。
新型コロナウイルス流行下で迎えた2度目の新年は、感染者数が1年前と比べ落ち着いており、福袋の販売時期を昨年ずらした店も初日から店頭に並べた。「密」を避けられると好評なインターネットでの通信販売は、買い物を我慢してきた反動による「リベンジ消費」を追い風に引き続き盛況だ。
初売りを2日に行う百貨店が多い中、西武池袋本店(東京都豊島区)は1日から営業し、午前10時の開店を30分繰り上げた。昨年は来店客を分散させるため、一部の福袋を初売り前の12月から店頭で売っていたが、今年は元日からに戻した。毎年家族で初売りに足を運んでいるという都内在住の40代女性は肉まんなど中華料理の福袋を購入し、「昨年より活気がある、今年は活動的な一年になってほしい」と語った。
衣料品など食料品以外の福袋は、1年前に続きネットが販売の主戦場。昨年10月に受け付けを始めた通販予約は、コロナ禍前に比べて3割増えた。すでに売り切れたものもあるという。
2日が初売りの高島屋は昨年、混雑を避けるため2日と3日は福袋の店頭販売を見送ったが、今年は初日から販売する。ネット通販は好調だった前年並みを確保しており、同社は「福袋のネット購入が定着しつつある」(広報)とみている。