新千歳空港、6日頃まで満席便続く「異常事態」 再び大雪予想、運航状況に注意

1日、大雪の影響で滑走路が一時閉鎖された新千歳空港。欠航した便からの振り替えなどの影響で、各地へ向かう便は6日頃まで満席が続く見通しだ。2日から3日にかけて、再び大雪のおそれがあり、運航状況に注意が必要だ。
この年末年始では、新型コロナウイルスの影響が和らぎ、多くの人がふるさとに帰省するなどして、航空便の予約率が高まっている。2日午前0時現在、新千歳空港から東京や名古屋、大阪に向かう便の空席状況を主要航空会社別にまとめると次の通り。
全日本空輸(ANA)
・東京/羽田・東京/成田行き:6日夕方頃まで満席
・名古屋/中部行き:7日午前まで満席
・大阪/伊丹・大阪/関西・神戸行き:6日夕方頃まで満席
日本航空(JAL)
・東京/羽田行き:4日まで満席、5日空席わずか、6日の一部便でも満席
・名古屋/中部行き:6日まで満席
・大阪/伊丹・大阪/関西行き:4日まで満席、5日空席わずか、6日の一部便でも満席
エア・ドゥ
・東京/羽田行き:6日まで満席、7日の一部便でも満席
・名古屋/中部行き:6日まで満席、7日も残席わずか
・神戸行き:6日まで満席
スカイマーク
・東京/羽田行き:5日まで満席、6日も残席わずか
・名古屋/中部行き:5日まで満席、6日の一部便は残席わずか
・神戸行き:6日夕方頃まで満席
ジェットスター・ジャパン
・東京/成田行き:4日まで満席、5日も満席の便が多い
・大阪/関西行き:5日まで満席
ピーチ・アビエーション
・東京/成田行き:4日まで満席、5日も満席の便が多い
・名古屋/中部行き:3日まで満席、4・5日も空席わずか
・大阪/関西行き:4日まで満席、5日も空席わずか
春秋航空日本
・東京/成田行き:6日まで満席
上記の通り、各主要路線では空席がない状況が続くため、欠航便や変更可能運賃の振替便の予約ができない状況が続いている。報道やSNS上の投稿では、キャンセル待ちをしたり、振り替えを諦め、特急列車と新幹線を乗り継いで本州方面に向かうケースもあるようだ。
なお、上記空席状況はあくまでも参考であり、キャンセルや臨時便設定などによって空席が増加することがある。
気象庁によれば、石狩・空知・後志地方では、2日夜から3日にかけて再び大雪となる可能性があるとしている。また、強い風を伴うため、猛ふぶきや吹きだまりによる交通障害、暴風に警戒するように呼びかけている。
2日の新千歳空港発着便でも、欠航や条件付き運航、遅延の可能性があるとしている航空会社もあり、最新の運航状況に注意が必要だ。メールや航空会社のアプリで最新の情報を確認できるようにしたい。
現在の情報を踏まえると、今後、天候や航空会社都合での欠航が生じた場合、新千歳空港から東京・名古屋・大阪への便は振替が非常に難しい「異常事態」となっているため、注意が必要だ。
もし、搭乗便が欠航となった場合、引き続き航空機での移動を希望する場合、まずは振り替えることができる便の確認をしたい。ふるさとから戻る人が集中する「Uターンラッシュ」のピークとなる3~4日では特に予約が取りづらくなる。
キャンセル待ちは各航空会社で行っているが、欠航などが相次いだ場合数百人単位の待ち人数が予想される。ANAやJALは上級会員を優先するため、ステータスのない会員のキャンセル待ちは難しいことに留意したい。
空席が確保できない場合、札幌から本州方面へのルートは、函館経由で新幹線、苫小牧周辺または函館・小樽から本州へのフェリーなどが挙げられるが、新幹線や苫小牧~大洗間のフェリーも残席が少なくなっている。航空機と比べて所要時間が大幅にかかることにも注意が必要だ。なお、新千歳空港から仙台など東北各地への航空機は比較的確保しやすいものの、経由地からの交通手段も確保できるか確認したい。
振替や他の交通手段が確保できない場合は、北海道の気候の厳しさに留意して、可能な限りホテルを確保したい。需要が多いとみられる千歳市周辺ではホテルの数は多くなく、宿泊が必要な場合は、早い段階で確保したいところだ。
今回の年末年始は、新型コロナウイルスの影響が緩んだことで、多くの帰省客らの予約が入っており、札幌に限らず多くの路線で混雑している。運航が乱れた際、一瞬の差でその後の行程が大きく変化することもあるため、最新の情報には十分注意されたい(写真はイメージ)。