昔モテた女性が“遊ばれやすい”意外な理由。プライドだけの問題じゃない

「まだ結婚は早いかな」と独身ライフをひと通り満喫し、いざ婚活に臨んだものの、歳を重ねてしまったがゆえに、苦戦を強いられ絶望している30代40代女性は少なくありません。
もちろん、30代40代女性であっても素敵なパートナを射止めるケースも存在します。そこで『恋活卒業!マトモな男とだけすぐに付き合える方法』(かんき出版)の著者であり、婚活アドバイザーの結太朗(むすびたろう)さんに、30代40代女性の婚活においての戦い方を聞きました。◆恋愛・婚活で“こじらせる”2つのパターンとは
――恋愛に苦戦している30代40代女性の特徴を教えてください。
結太朗さん(以下、結):私の著書『恋活卒業!』では恋活・婚活が上手くいっていない女性を“こじらせ女子”(※)と表現しましたが、こじらせ女子は特に30代40代女性に多く見られます。
まず、こじらせ女子になるパターンは大きく2つあり、「これまで学校や会社などでモテてきたパターン」と「これまでモテてこなかったけれど、マッチングアプリをやって急に多くの男性に言い寄られて『私はモテるんだ!』と勘違いしてしまったパターン」があります。
※こじらせ女子:ライターの故・雨宮まみさんの著書『女子をこじらせて』(2011年)から流行した言葉だが、今は「うまくいかない」など広い意味で一般的に使われている
◆モテてきた女性が“遊ばれてしまう”意外な理由
――モテてきた女性が、なぜ恋活・婚活で苦戦するのですか?
結:モテてきた女性は、これまで男性からちやほやされてきたがために、プライドが高くなり、選り好みしてしまう傾向があります。また、周囲の人から「あれだけモテてたのに結婚するのはこの程度の男性なんだ~」と思われたくないため、どうしても相手のスペックばかりに気をとられ、好意を持って接してくれている目の前の男性を条件だけで値踏みしがちです。
――男性の条件・スペックを下げられないんですね。
結:そうです。あとは、男性に大切にされる恋愛ばかりを経験してきたため、遊ばれたことがほとんどありません。遊び目的の男性と関わっても「自分はモテてきたから、この男性も私にきっと本気で惚れている」と思い込み疑わないので、悪い男にいいように遊ばれてしまうケースも多いです。
◆マッチングアプリで急にモテたときは要注意
――次に、モテてこなかった女性が勘違いしてこじらせてしまう要因は何ですか?
結:このパターンのこじらせ女子は、マッチングアプリによって生まれます。
マッチングアプリは、基本的には女性が有利です。これまでモテてこなかった女性であっても、イケメンやハイスペックの男性からアプローチされる機会も珍しくない。そのため、「私にもモテ期到来!?」と勘違いしてしまい、これまで果たせなかった承認欲求を満たすことにおぼれ、無駄に年月を費やしてしまうのです。◆自分の“市場価値”を知る本当の意味
――恋活・婚活でこじらせないために大切なことはなんですか?
結:自分の容姿や年齢、職業などを鑑みて、自分の市場価値がどれくらいなのか知ることが大切です。転職活動ではありませんが、スキルも経験もない求職者が倍率の高い大手企業を受けても書類選考さえ通りません。 それと同じで、「身長180センチ以上、年収1000万円越えじゃなきゃムリ!」と思う分には自由ですが、そのスペックの男性と釣り合う市場価値がなければ見向きもされないわけです。
――市場価値という“現実”を受け入れるのは難しいように感じます。

そもそも、市場価値を知ることは自分の魅力を知ることでもあり、自分を上手にアピールすることにもつながります。
――それはどういうことですか?
結:例えば、ぽっちゃり女性は「市場価値を上げるために痩せなきゃ……」と思いがちですが、ぽっちゃり好きな男性だって多いですよね。ぽっちゃり体型を生かしたファッションを極めれば、市場価値は上がります。 ぽっちゃり体型で万人受けは難しいと考える人も多いと思いますが、自分のニーズに対して的確にアプローチすれば、素敵な相手を見つけることは可能です。自分の市場価値を知る大切さは、そういう意味です。
◆いつでも「戦える準備」をしておく
――市場価値を知ること以外にも、恋人や結婚相手を探している30代40代女性にアドバイスできることはありますか?
結:「いつでも戦える準備をしておく」ということは伝えたいです。コロナ禍なので合コンに誘われることは減りましたが、それでも出会いは突然訪れます。いつ運命の男性に出会っても良いように、身綺麗にしておくことが大切です。例えば、定期的に美容院に通う、自分に合ったメイク法を勉強するなど、いつでも気になる男性の関心を惹ける戦闘態勢をキープしておくと良いですね。
次回も結太朗さんに、恋愛・結婚のお話を聞いていきます。
【結太朗(むすびたろう)】日本初の縁結び士/コラムニスト/日本ウェルネス専門学校講師/DMMオンラインサロン講師。プロの仲人になる前から友人の縁を繋ぐことが多々あり、いつしか周りから「カリスマ仲人」と言われるように。現在は恋愛アドバイザーとして、テレビ・ラジオなどのメディア出演や多岐に渡る活動を精力的に行っている。
<取材・文/高萩陽平>