喉の痛みあった女性・友人と飲食した男性…岐阜でオミクロン市中感染

岐阜県は3日、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の「市中感染」が県内で初めて確認されたと発表した。
昨年12月29~30日に新型コロナの陽性が判明した20歳代の男女3人で、いずれも過去2週間の海外渡航歴はないという。県内でオミクロン株の感染者が確認されるのは、同月4日に成田空港から入国した男性に続き4人目となった。
県によると、3人は変異株の種類を選別する「スクリーニング検査」で同31日、デルタ株でないことが判明し、遺伝子解析を進めていた。いずれも発熱や頭痛などの症状があり、県内の医療機関に入院中だという。
3人のうち、岐阜市の20歳代女性は県外在住者で、喉の痛みがあったが、年末に県内の実家に帰省。岐南町の20歳代男性は、年末に県内外の友人と飲食を繰り返していた。多治見市の20歳代女性は、県外に出たことがなく、感染経路が不明だという。いずれもワクチンは2回接種済みだった。
県によると、3人の濃厚接触者は家族や友人計17人で、うち3人は同変異株に感染した疑いがあるとして、遺伝子解析を進めている。
古田肇知事は3日に記者会見し、「これから仕事始めだが、ワクチン接種済みの方も含め、発熱などの症状があれば出勤は控えてほしい」と注意を呼びかけた。
■新規感染は9人
県内で3日に発表された新型コロナウイルスの新規感染者は9人。これで、県内の感染者は計1万8951人となった。新規感染者が5人以上となるのは昨年11月12日以来。2日現在の入院患者は6人、宿泊療養施設の入所者はゼロとなっている。県が発表した居住地別の新規感染者数は次の通り。
高山市4▽岐阜市3▽多治見市2