宇宙飛行士の野口聡一さん 東京大学特任教授に着任

宇宙飛行士の野口聡一さん(56)が、東京大先端科学技術研究センター特任教授に着任した。専門は障害者ら特殊な経験を持つ人が自らを研究対象にする「当事者研究」で、5日の記者会見で「当事者の立場から社会問題を明らかにして、生きづらさを抱える方に光を当てることができれば」と意気込みを語った。
ベゾス氏、会見で「美しい地球と取り巻く大気、印象深い」 着任は2021年12月1日付。野口さんは16年ごろから、脳性まひの当事者でもある熊谷晋一郎・東京大准教授と共同研究を進めてきた。自身の宇宙飛行体験を基に宇宙空間における身体感覚や集団規範の変化などを分析し、20年春に東大で博士号を取得した。

 野口さんは今後の研究について「宇宙での経験が人間の内面にどんな変化をもたらすのか、客観的に分析したい」と述べた。また、さまざまな立場の当事者に研究への参加を呼びかける予定だという。 熊谷准教授は「例えば、(野口さんが長期滞在した)国際宇宙ステーションの組織運営は障害者就労の分野で役立つ可能性がある。現代のインクルージョン(包摂)を考えるヒントを野口先生との研究で見いだしたい」と話した。【池田知広】
着任は2021年12月1日付。野口さんは16年ごろから、脳性まひの当事者でもある熊谷晋一郎・東京大准教授と共同研究を進めてきた。自身の宇宙飛行体験を基に宇宙空間における身体感覚や集団規範の変化などを分析し、20年春に東大で博士号を取得した。
野口さんは今後の研究について「宇宙での経験が人間の内面にどんな変化をもたらすのか、客観的に分析したい」と述べた。また、さまざまな立場の当事者に研究への参加を呼びかける予定だという。
熊谷准教授は「例えば、(野口さんが長期滞在した)国際宇宙ステーションの組織運営は障害者就労の分野で役立つ可能性がある。現代のインクルージョン(包摂)を考えるヒントを野口先生との研究で見いだしたい」と話した。【池田知広】