交通事故捜査用デジカメ紛失…当事者の顔など保存されている可能性

山形県警交通指導課は7日、村山署交通課の備品で、交通事故捜査で使うコンパクトデジタルカメラ1台を紛失したと発表した。
カメラに入っていたSDカードには、事故当事者14人の顔などの容姿が写っているデータも含まれている可能性が高いという。
発表によると、4日午後4時頃、東根市蟹沢で発生した交通事故現場に駆けつけた男性署員がカメラを使おうとした際、保管していた事故捜査用車両の荷物置き場からなくなっていることに気づき、判明した。
SDカードには、同署管内で昨年11月25日から12月27日までに起きた9件の交通事故現場で撮影した計約110枚の写真データが保存されている。
カメラの使用が最後に確認されたのは昨年12月29日正午頃で、別の男性署員がSDカード内の写真データを印刷しようと署内に持ち込み、その後、車の荷物置き場に戻したという。県警は、年末年始の降雪で出動が相次ぎ、その間に車から落下して紛失した可能性があるとみて、捜査に向かった事故現場などを調べている。
県警交通指導課は「図面や当事者の証言からも十分捜査可能なため、捜査に大きな影響はない」とし、「調査とともに、当事者に対する説明を進め、各警察署への指導を徹底して再発防止に努めていく」としている。
カメラはリコー社製で、黒色で縦6センチ、横12センチ。「3」という管理番号が記載された白色のシールが貼られているという。同課は「発見した際、最寄りの警察署などに届けてほしい」と呼びかけている。