リコール署名偽造で「思い踏みにじられた」…運動参加の9人、高須氏が会長の団体を提訴

愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動を巡る署名偽造事件で精神的苦痛を受けたとして、署名活動団体の会員として運動に参加した県内の男女9人が、同団体に対して原告1人当たり1万円の損害賠償を求める訴訟を、名古屋地裁に起こした。
訴状の受理は昨年12月18日付。
訴状などによると、原告らは2020年夏~秋、少なくとも30日間は署名活動を一日中行ったが、事件に巻き込まれたことで、「真にリコールを完遂させたいという思いを踏みにじられた」として、慰謝料を請求。また、同団体の会則で年1回開くと定められた総会が未開催となっている手続き違反があると主張し、総会開催も求めている。
原告の一人は取材に対し、「金銭目的ではなく、説明責任を果たしてもらうための訴訟だ」と話している。
同団体会長で美容外科医の高須克弥氏(76)の代理人弁護士は「訴状を見ていないのでコメントできない」としている。