舞鶴・高1女子撲殺事件 元校長が胸に秘め続けている「真犯人」

「いまも毎年5月には現場に献花に行っています。事件は解決していないので、何も報告することはできませんが……」
そう語るのは、京都府立東舞鶴高校の元校長の北川鯉平さん。’08年、同校の浮島分校1年生だった小杉美穂さん(当時15)が、全裸遺体で発見された。頭部を執拗(しつよう)に殴打された形跡があり、極めて残虐な事件として地域住民を震撼させた。
「’09年4月に府警は60代の男性Aを逮捕しました。殺人と強制わいせつ致死罪に問われましたが、’14年7月に最高裁で無罪が確定。Aは複数回の服役経験があり、この舞鶴の事件で無罪判決を得たわずか4ヵ月後にも殺人未遂容疑で逮捕されています。’16年に服役中の医療刑務所で獄死しました」(京都府警担当記者)
前出・北川さんが話す。
「私はいまも犯人はAだと思っています。東舞鶴はほとんど事件など起きないところなのですが、彼が住んでいた時期、傷害事件や下着泥棒など何件もの事件が起きています。Aが逮捕されてからはピタッと事件が止(や)みました。それでも無罪判決になった。当時はまだ防犯カメラの精度が低いなど、最後まで確証が得られなかった。残念でなりません」
Aの無罪確定後、捜査はどうなっているのか。前出・記者が話す。
「現在、捜査本部はないに等しい状態です。真犯人に関する新たな情報が出てこない限り、捜査が再開されることはないでしょう」
遺族らの無念が晴れる日はくるのか。
『FRIDAY』2022年1月7・14日号より